BlackBerryの新型スマートフォンが、9月にロンドンで開催する特別イベントで登場する予定だ。同社最高経営責任者(CEO)のJohn Chen氏が、米国時間6月19日に明らかにした。
Chen氏は2015会計年度第1四半期決算発表後の電話会議において、新端末に関するニュースを明かした。「Passport」と呼ばれる同端末は、開発コード名「Windermere」として数カ月前からうわさされてきたものだと、ブログサイトのCrackBerryが伝えている。Passportは、従来型の「BlackBerry」キーボードを備えることが予想されるものの、そのほかの仕様はほとんど明らかになっていない。
BlackBerryは、しばらく前からスマートフォン市場でAppleとサムスンに押され続けており、同社端末の販売台数はかなり落ち込んでいる。BlackBerryの幹部は同電話会議で、第1四半期のハードウェア売上に寄与したスマートフォンの販売台数が160万台だったことを明らかにした。この数字は、前四半期の130万台を上回るものの、前年同期からは急激に減少している。
状況を変えるべく、BlackBerryがChen氏を迎え入れたのは、2013年11月のことだ。それ以来、Chen氏は、同社の事業を中核となる米国の法人顧客に再び焦点を合わせるとともに、自社のソフトウェア事業の拡大に奔走している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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