「Fireは、ユーザーに愛されるAmazonのすべてを手のひらに収めることのできる唯一のスマートフォン」とBezos氏はAmazonホームページのメモに記した。
Fire Phoneには「Firefly」と呼ばれる新機能が搭載されている。ものや画像、音楽をスキャンして認識するプログラムで、Amazonで商品情報を確認したり、購入したりできる。電話番号をスキャンしてその番号に電話をかけることもできる。Fireflyは専用のボタンでアクセスできる。
「Fireflyは実世界に存在する、膨大な数のアイテムを認識する」とBezos氏は述べた。
イベントではAmazon Primeが話題の中心に据えられ、Bezos氏はPrime会員が膨大な数にのぼることを強調した。
Prime会員は、2日以内の配送、メディアストリーミング、電子書籍といった複数のサービスが利用できる。膨大な数の商品に加えて多数の映画、書籍、音楽に自由にアクセスできるようにして顧客の利用拡大を狙うAmazonの戦略上、中核的な存在である。
Fireflyは「Audible」「WhisperSync」「Amazon Music」「X-Ray」といったエンターテインメント機能など、同社のあらゆるサービスと連動する。またFire Phoneには、Amazonの顧客サービスツール「Mayday」も搭載され、Wi-Fiと4Gに対応する予定だ。
Bezos氏は、Fire Phoneのカメラについても重点的に説明し、暗所で撮影した写真を「GALAXY S5」と「iPhone 5s」で撮影したものと比較して見せた。多くの「Windows Phone」端末と同様に、Fire Phoneにはカメラを起動するための物理的なボタンがある。同端末には、「Dolby Digital Plus」バーチャルサラウンドサウンド対応のデュアルステレオスピーカーと、フラットケーブルを採用したプレミアムイヤーバッド付きのイヤホンも付属している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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