ヤフーは6月17日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に対する、ユーザーからのウェブ閲覧履歴などの情報提供の停止(オプトアウト)を受け付けるための要望フォームを再開した。
ヤフーはCCCとの情報連携の開始などにともない、ウェブサイトで収集した個人情報の扱い方を定めたプライバシーポリシーを6月2日に改訂し、オプトアウトの仕組みを用意した。しかし翌日夜、システムに不備が見つかり、専用フォームを一時停止していた。
ヤフーは当初、6月3日20時40分頃までの申請は承認されず、専用フォームの再開後に再度申請しなければならないとしていたが、調査の結果、「Yahoo! JAPAN IDでログイン」または「有効なYahoo! JAPAN IDの入力」をしてオプトアウトの要望を出したユーザーに関しては、入力内容を反映できることがわかったという。つまり、フォームが停止される前に要望を出していたユーザーは、再度オプトアウトの手続きをする必要はない。
なおヤフーでは、フォームを一時停止させてからの約14日間はCCCへの情報提供は実施していないという。今後、一定期間をおいてから実施する予定としている。
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