NTTコミュニケーションズは6月13日、遠隔会議支援サービス「Arcstar Conferencing」に新機能を追加し、海外での販売を開始すると発表した。まず香港とマレーシアで販売し、米国、欧州、APAC地域へと展開していくという。
新機能として、ウェブ会議と電話会議の連携機能が加わった。ウェブ会議の音声はインターネット回線を使ったIP電話(VoIP)を利用するのが一般的だが、高品質なPSTN回線を利用した音声会議サービスを選べるようになった。これにより、クリアな音声で会議ができるほか、インターネット環境が十分に整っていない国や地域ともウェブ会議が可能になるという。
また、電話会議サービスにおけるコンシェルジュ機能を追加し、オペレーターによるオンライン接続サポートや、サービスの使用方法をユーザーの使用言語でリアルタイムにサポートするとのこと。
同社は2014年1月、遠隔会議支援サービスで世界シェア3位のArkadin Internationalを傘下に加えた。サービス提供基盤の強化や、多言語によるサポートに力を入れており、香港とマレーシアでの展開を皮切りに「Arcstar Conferencing」の海外展開を拡大していきたいとしている。
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