LGが、スマートフォン製品ラインアップの機能を取り入れた3種類の新しい「Android」タブレットをリリースする。
LGは現地時間6月12日、7インチの「G Pad 7.0」、8インチの「G Pad 8.0」、そして10.1インチの「G Pad 10.1」を発売することを発表した。7インチモデルは今週、欧州で発売予定だ。より大型のモデルは、今後数週間のうちに欧州ユーザー向けに発売される予定だ。
新しいタブレットは、同社のスマートフォンに搭載されているセキュリティ機能「KnockCode」を備える。KnockCodeでは、一連のタップ操作で一気にデバイスの電源をオンにしてロックを解除することができる。G Padタブレットは、最大4種類のノックパターンを記憶する。つまり、複数のユーザーが同じタブレットを使用して、各自のセキュリティを維持できる。
LGの新スマートフォン「G3」を特長付けている「Smart Keyboard」機能も、この3種類のタブレットに採用される。この機能は、タイピングの癖から学習してタイプしようとしている内容をより正確に予測することで、キーボードのエラーを減らすためのものだ。LGは、Smart Keyboardによってタイプミスを75%も減らすことができるとしている。
また、新しいタブレットはG3のマルチタスク機能である「Dual Window」モードを取り入れている。これは、画面を分割して、2つのアプリを同時に閲覧および使用できるようにする機能だ。
スペックについては、3種類のタブレットはいずれも、1.2GHzのクアッドコアプロセッサ、1GバイトのRAM、1280×800のHDディスプレイを搭載する。
LGは、欧州以外の発売予定時期について、プレスリリースの中で明らかにしていない。米CNETは、LGにコメントを求めているが、まだ回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」