オープンソースのコンテナプロジェクト「Docker」の生みの親である企業Dockerは米国時間6月9日、「Docker 1.0」および「Docker Enterprise Support」プログラムのリリースを発表した。Dockerは、仮想マシンの代わりにコンテナを使用して、複数のアプリケーションを同じサーバで同時に実行できるようにしている。
15カ月にわたる進化の中で、DockerはCanonicalやRed Hatなど主要なLinuxオープンソース企業からの支援や協力を得て、主導的なコンテナプログラムとして浮上した。Dockerの目的は、開発者やシステム管理者が同じOS上で分散アプリケーションを構築、配布、実行できるオープンプラットフォームになることだ。
Dockerは、標準コンテナの「Docker Engine」と、ユーザー、コンテンツ、ワークフローを対象としたクラウドベースのサービス「Docker Hub」で構成される。Dockerの背後にある考え方は、開発者がコンポーネントとなるアプリケーションを素早く作成して、ノートPC、データセンターのサーバ、またはクラウドでデプロイおよび実行できるようにすることだ。
「Docker Engine 1.0」の特長としては、以下のようなものがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス