GMOコマースは6月6日、ヤフーからモバイルCRM「katy(ケイティ)」を譲り受け、提供を開始したと発表した。買収額は非公開。
katyは、スマートフォンやモバイルサイトの構築・運営やメルマガ配信、クーポン発行、会員登録など、モバイルでの販促活動に必要な機能を搭載。現在、ワタミなど大手飲食チェーン法人約30社を含む全国約3万8000店舗が導入しているという。
GMOモバイルによると、スマートフォンの普及を背景にO2Oやオムニチャネル展開といったマーケティング戦略においてモバイルCRMの重要性が高まっており、katyが事業者のO2Oへの取り組みやオムニチャネル化の支援に有効であると考え、ヤフーから同サービスを譲り受けたとしている。
同社はkatyの提供により、リアル店舗の販促ソリューションサービスの拡充、モバイル端末やスマートフォンにおける集客チャネルの増強を図り、O2O支援事業を拡大していきたいとしている。
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