Microsoftは米国時間5月27日、「Skype」のリアルタイム通訳機能を2014年末までに提供開始する計画を発表した。SkypeはMicrosoftが所有する人気のインターネット通話サービス。
カリフォルニア州パロスベルデスで開催されているRe/codeのCode Conferenceで、Microsoftの最高経営責任者(CEO)を務めるSatya Nadella氏が「Skype Translator」と名付けられた新機能のデモを披露した。Nadella氏はこのデモで、Skypeの責任者Gurdeep Singh Pall氏と会話した。ドイツ語を話すPall氏のために、Skypeで提供されるリアルタイム通訳機能がドイツ語と英語の間の変換を行った。
「Windows 8」向けのコンシューマーベータ版として2014年中にリリースされる予定の同機能は、現時点で約40言語の通訳をサポートし、あらゆる端末で使用可能になる予定だとNadella氏は述べた。
「データによって改良される学習システムを構築している」と同氏は述べた。
Pall氏はこのデモに合わせて公開されたブログ投稿で、同機能は、音声認識、自動翻訳、機械学習の各技術に関する10年間にわたる研究の産物であると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス