フェンリルは5月29日、ウェブブラウザ「Sleipnir(スレイプニール)」のWindows向けの最新版「Sleipnir 6 for Windows」を公開した。製品ページから無料でダウンロードできる。Sleipnir 5をベースとし、タブの管理を便利にする2つの新機能を盛り込んだ。iOS、Android向けの最新版は開発中で、リリース時期は未定。
新機能の1つは、展開中のタブを一画面にまとめられる「キャビネット」。この機能を使うことにより、仕事用やプライベート用などでタブをわけて展開、そのまま保存し、いつでも呼び出せる。上部のタブの左側のアイコンをクリックすると、キャビネット画面に切り替わる。キャビネットの画面ではウェブサイトが、頻繁に閲覧するものや最近閉じたもの、閲覧頻度は少ないが現在開いているものなどにわけて表示される。
もう1つの新機能は、展開したタブの中からお気に入りのタブを見つけやすくする「ハイライトバー」。ツールバーの下に表示され、お気に入りのタブの位置がファビコンで示される。
同社によると、Sleipnir 5のユーザーから「タブを常に開いておくことを推奨しながら、タブを開きすぎると重くなる」という指摘があった。最新版ではこれを踏まえ、20タブ以上開くと、使用していないタブの読み込みを停止し、メモリを解放する機能を搭載したという。
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