フェンリルは11月21日、Windows向けウェブブラウザ「Sleipnir」の最新版となる「Sleipnir 5」を公開した。同社サイトからダウンロードできる。動作環境はWindows Vista、7、8。
Sleipnir 5では、独自に調整したフォントレンダリングによって、これまでギザギザであることがあたりまえだったPCのテキストを、プロのグラフィックツール並みに美しい文字で読めるようにした。フォントレンダリングは、すべてのウェブページのテキスト部分に適応され、ピクセル単位の補完処理で元来のフォントの形を忠実に描き出せるという。
また、見やすいサムネイル表示のタブや、4文字の入力で開きたいページを見つけられるポータルフィールド機能、シンプルなツールバーなど、同社のMac OS向けウェブブラウザ「Sleipnir for Mac」の特長も受け継いでいる。
レンダリングエンジンには、Google Chromeでも使われている「Blink」を採用。圧倒的な速度と安定性を備えるほか、Google Chromeの豊富な機能拡張もそのまま使うことができる。
タッチスクリーンにも対応しており、直接フリックして即座にタブを切り替えたり、閉じることができる。
さらにRSSフィードを利用した新機能「Site Updates」により、新しいタブを開くだけで、よく見るサイトの最新記事が、おすすめ記事として紹介される。おすすめ記事は、実際のブラウズをもとに、プライバシーの心配がないローカルで判断する仕組み。
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