NTTドコモとEvernoteは5月27日、法人向けクラウドサービス「Evernote Business」の販売代理店契約を締結したと発表した。ドコモは法人向けクラウドサービス「ビジネスプラス」のラインアップにEvernote Businessを新たに追加し、「ドコモビジネスオンライン」で7月1日から販売する。
Evernoteは、メモや写真、動画、音声などを記録し、複数の端末から情報を閲覧、視聴できるクラウドサービス。Evernote Businessでは、議事録のようなテキストメモや提案資料、名刺などの情報をクラウドに保存し、部署やプロジェクトチーム単位で共有できる。また、企業や組織での利用を想定した管理者向けの機能も備える。2014年4月現在、世界で1万2000社以上が導入しているという。
ドコモが販売するEvernote Businessを利用する際、ユーザーは利用料金を従来の請求書で支払えるほか、サービス導入と運用のサポートを受けられる。価格は1アカウントあたり年額1万2000円。ドコモビジネスオンラインで6月2日午前10時より、事前予約を受け付ける予定だ。
両社では今後、コンシューマ向けサービスやアプリ開発者支援などの取り組みでも協力するとしている。なお、ドコモとNTTドコモ・ベンチャーズが共催する開発者向けアプリコンテスト「Developer Application Contest 2nd」には、Evernoteが協賛企業として参加している。
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