ここでは、5月23日に報じられた主な海外ITニュースをまとめて紹介する。
Microsoftの「Internet Explorer 8」(IE 8)に、2013年10月から修正されていない重大なセキュリティ脆弱性があるという。Zero-Day Initiative(ZDI)が新しいレポートで明らかにした。このレポートによると、攻撃者は脆弱性を利用して、コンピュータを感染させるようにウェブサイトを細工し、このサイトを訪問したユーザーのIE 8上で悪質なコードを実行できるという。
NFC搭載のiPhoneが出るのではないかといううわさはこれまで何度も出回ってきたが、Appleがついに同技術を取り入れようとしていると、Morgan Stanleyのアナリストらが述べているという。MacRumorsなどの海外メディアが報じた。MacRumorsによると、Morgan StanleyのアナリストCraig Hettenbach氏は投資家向けの報告書の中で、ライセンス契約の可能性や公開されている財務情報、特許出願を根拠として挙げているという。
Hewlett-Packard(HP)が第2四半期決算(4月30日締め)を発表した。同社は、純利益を13億ドル(1株あたり66セント)と報告。売上高は前年同期比1%減の273億ドルで、非GAAPベースの利益は前年同期比1%増の1株あたり88セントだった。HPはまた、リストラ計画に関連して見込んでいた3万4000人の人員削減に加えて、1万1000人~1万6000人をさらに削減する計画を明らかにした。
Appleの広報担当者は米国時間5月22日、Re/codeの取材に対し、「先ごろ、一部ユーザーの間にみられたサーバサイドの『iMessage』のバグを修正した」と述べた。同広報担当者はさらに、Appleがさらにもう1つのバグフィックスを「今後のソフトウェアアップデート」でリリースする予定だと続けた。Appleからは限られた情報しか出てきていないため、iMessageのバグというのが何を指すのかを解読するのは難しい。しかし、今回のコメントは、iPhoneからAndroidに端末を乗り換えた際にテキストメッセージが届かなくなるという事象に関する質問への回答として寄せられたものだった。
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