LGの新型フラッグシップスマートフォン「LG G3」は米国時間5月27日に発表される予定だが、その発表に先駆けて、同社はこの新端末の一端を明らかにした。LGが韓国で現地時間5月22日に公開したのは、フラップを開かずにLG G3を使用できるワイヤレス充電対応ケース「QuickCircle Case」だ。
このケースには丸い窓が開いており、保護カバーを開かなくても時間を確認したり電話をかけたりできるほか、テキストメッセージの送信や写真の撮影、音楽の再生もできる。
LGによると、自分の手足や基本的な身体機能がすべて問題なく動いているか、目視でさっとチェックするだけではわからない場合、ユーザーは「自分の健康状態について最新情報を得る」ことさえできるという。
通話の着信があったりテキストメッセージを受信したりすると、ユーザーに通知して注意を促すために、「Smart Lighting」という機能によってケースの窓がうっすらと白く光る。このケースを使ったクールな演出を可能にするソフトウェア開発キット(SDK)があるので、開発者がSDKを利用すれば、他のアプリケーションでもこの窓を通じてユーザーに何かを通知できる。
またQuickCircle Caseは、ケーブルを使わずに端末を充電できるワイヤレス給電の標準規格「Qi」に対応しているため、ケースを装着したままスマートフォンをワイヤレス充電用パッドまたはドックにセットすることもできる。
独創的なケースとしてはこのほかに、「HTC Dot View」がある。HTC Dot Viewはスマートフォン「HTC One M8」用のケースで、カバーに多くの小さな穴が開いており、フラップを閉じると端末が楽しげなドットマトリックス表示になったかのように見える。ケースを装着してワイヤレス充電できるその他のデバイスには、サムスンの「GALAXY S4」などもある。
QuickCircle Caseは、メタリックブラック、シルクホワイト、シャインゴールド、インディアンピンク、「アクアミント」(グリーンのことだろう)のカラーバリエーションがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス