ソーシャルネットワークのFacebookは米国時間5月22日、レストランが自身の店舗ページにすべてのメニューを掲載できる機能を追加した。フードメニューに簡単にアクセスできるYelpに倣う動きだ。
この新機能は、米国とカナダの店舗を対象にリリースされているため、両国のユーザーは、フォローしている店舗のページでメニューを目にするようになっている。これらのメニューは、デスクトップまたはモバイル機器で確認できる。メニューにアクセスするには、プロフィールの上部にある「More」タブをクリックして「Menu」を選択する。
この機能は、単なるソーシャルなつながりの構築やブランドによる広告展開の支援にとどまらない、Facebookの野望を示すものだ。同機能は、レコメンデーションサイトYelp がレストランのメニューを表示する方法と似ている。
世界最大のソーシャルネットワークであるFacebookが同レビューサイトを思わせるツールを追加するのは意外ではない。Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は、「Graph Search」のリリースを発表した際、ユーザーが、レストラン、メディア、雇用主など、あらゆるものに関する個人的なおすすめ情報とつながるようにしたい、との同社の意向を明確にしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」