サムスンは、ビデオオンデマンド向けのストリーミングアプリ「Project Glued」を提供すると発表した。名前はあまりキャッチーとは言えないが、それは正式名称ではないからだ。サムスンは今回の発表で、東南アジアのコンテンツ市場に参入する意向を示している。
このモバイルアプリを使用すると、キュレーションされたテレビ番組を1シーズン分、丸ごとレンタルできる。ただし、サービス開始時点では米国と英国の番組に限られる。ユーザーは各エピソードを自分のサムスン製端末にHD画質でストリーム配信、あるいはダウンロードできる。
サムスンによると、料金は1シーズンあたり6.5ドルでレンタル期間は30日間、1話目はお試し視聴として無料になるという。複数のシーズンを友人に贈ったり、24時間の期限付きながらアクセス権を最大6人の友人と共有したりすることも可能だ。
このアプリは、シンガポールに拠点を置くサムスンのMedia Solutions Centreが開発したもので、7~9月のいずれかの時点で提供開始される予定だ。最初はシンガポールとフィリピンでリリースされる。
最初に投入する市場として英語を主要言語とする2カ国を選んでいることから、サムスンには、より欧米的なラインナップの方がアーリーアダプター層の呼び水になるとの思惑があるのかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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