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うわさのARMベース「Surface Mini」は登場せず--その背景を考える

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2014年05月21日 12時39分
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 もともと非公式に話されていた製品がうわさされていたスケジュール通りにお披露目されなかったからと言って、それを「遅れ」と称するのはフェアではないだろう。


 しかし、そうは言うものの、筆者はARMベースの「Surface Mini」が延期されたと考えている。以前からうわさされている同端末が打ち切られたと言うつもりはない(ただし、その可能性はあったかもしれない)。だが、筆者の複数の同僚はもちろんのこと、信頼できる情報筋の話から判断すると、Microsoftは7インチないし8インチのARMベースのSurfaceタブレットを米国時間5月20日にニューヨークで開催のイベントで発表する計画だった、と言うことはできる。

 ところがこの日、Surface Miniの発表はなかった。同社は代わりに、Intel Coreをベースとした12インチモデルの「Surface Pro 3」を発表した

 Surface Miniにいったい何が起こったのだろうか。筆者は2通りの説を考えている。

 まずは、「Windows 9」(開発コード名:「Threshold」)によるものだ。

 Microsoftオペレーティングシステムグループ担当チーフであるTerry Myerson氏は以前から(あるいは現在も)、「Surface RT」や「Surface 2」端末に現在搭載されている「Windows RT」OSには好感を持っておらず、そのことは周知の事実だ。また、大方の見方では、Myerson氏のチームは、ARM上で動作するこのWindowsバージョンの改良に取り組んでいるとされている。その目的は、ARMベースの「Windows Phone」や、同じくARMベースでより小型のWindowsタブレット上で、同じバージョンのWindowsが動くようにすることだ。

 2つ目として、Microsoft関係者は、同社がPC並びにタブレット事業に参入したのは、同市場でパートナー企業がこれまで対応できなかった、あるいは予定していなかった分野に対処することだと述べていたことがある。既に、DellやLenovoなどからは、手頃な価格の8インチの「Windows 8.X」タブレットがいくつか市場に出ている。

 それに、開発中のWindows向けタッチファースト(タッチ優先)版Office(開発コード名:「Gemini」)アプリが発売されていない状態で、果たしてSurface Miniに多くの意味があるだろうか。Windows RT上で動作する「OneNote」バージョンは存在するが、他の中核的なOfficeアプリは今でもWindows 8.Xのデスクトップを必要としている。

 皆さんの意見はどうだろう。MicrosoftはなぜSurface Miniを再び中止、もしくは延期にしたのだろうか。その理由は今後明らかにされるのだろうか。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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