プログラミングのオンライン学習サービス「CodeCamp(コードキャンプ)」を展開するトライブユニブは5月19日、サイバーエージェント・ベンチャーズを割当先とする第三者割当増資を実施したと発表した。払込日は3月13日で、調達額は4000万円。
CodeCampは、現役エンジニアによるプログラミングの個別レッスンをビデオチャットで受けられるサービス。プログラミングの初心者から本格的に習得したい人まで、目的やレベルに応じてコースを選択できる。サービスの提供時間は毎日10時~23時40分。トライブユニブによると、5月現在の累計受講者数は、過去の月額サービス(3万円)時の利用者を含めて約400人だという。
コースと価格は、15回のレッスンでHTML5とCSS3を学べる「ベーシックコース」が4万8000円、45回のレッスンでHTML5とCSS3、JavaScript、JQueryを学べる「スタンダードコース」が12万8000円、105回のレッスンでHTML5、CSS3、JavaScript、JQueryに加えPHPとMySQLを学べる「マスターコース」が29万8000円(いずれも税別)。
4月には法人向け研修サービスも始まった。同社によると現在、内定者や新卒社員に対するエンジニア育成目的でのプログラミング研修のほか、営業職や企画職など非エンジニア社員に対する技術理解を促進するための研修として、複数の企業が導入を検討しているという。
同社では今回の調達資金を、主にプロモーションやサービス開発に充てる。法人、個人向けそれぞれのプロモーションを強化する一方、オンラインエディタやビデオチャットなどのレッスン受講に利用するツールを自社開発し、より快適な学習環境を構築するとしている。
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