Androidスマートフォンに多くのアプリがインストールされていると、「共有」を選んだ際に、個々のアプリが選びにくくなる。アプリのリストがスクロールが必要なほど長くなるからだ。こうした場合に便利なのが、これら共有メニューをカスタマイズできるソフト。これがあれば、表示されるアプリの中から必要なものだけを残すことで、アプリがすばやく選べるようになる。
今回は、このようなアプリを4つ紹介する。基本的な機能はほぼ共通だが、カスタマイズ性の高さや表示方法、いったん非表示にしたアプリの復旧のしやすさなどに違いがある。気に入ったアプリを使い、Androidの操作性を向上させてはいかがだろうか。
「I HUB」では、アプリをひとつずつ削除していくか、またはいったんすべてのアプリを削除してひとつずつ追加していくか、どちらの手順でもカスタマイズができる。またリスト表示をアイコン表示に変更できるほか、アプリ名を非表示にしたり、色やフォントの変更、余白設定の調整などができる。背景や各種ボタンに用いられている画像をカスタマイズする機能も備えているので、見た目も含めて変更したい場合に最適だ。
>>I HUBのダウンロードページ
「AppChooser Pro」でも、I HUBと同様の2つの手順でカスタマイズができる。リスト表示とアイコン表示の切り替えができるほか、テーマのカスタマイズや、リストを利用頻度/アイテム名/利用履歴で並び替えることが可能。設定画面がすべて日本語でわかりやすいのも利点といえる。これは有料アプリだが、一部機能だけが利用可能な無料版も用意されている。
>>AppChooser Proのダウンロードページ
「!Share+」を導入すると、それまで共有メニューに表示されていたアプリが「その他」タブに表示される。その中から必要なアプリを選んで「登録済み」タブに登録していくことで、どちらも切り替えて利用できるようになる。またアプリの並び替えも自由にでき、タブに分けずに利用頻度が高いアプリを上位に移動させることも可能だ。一回の操作で複数のアプリを共有する設定にもできるほか、行の幅や表示列数、名前の表示方法も変更できる。このほか、検索ボタンの長押しで起動するアプリを変更する機能も備える。
>>!Share+のダウンロードページ
「Andmade Share」では、共有メニューのカスタマイズ機能に加えて、複数のアプリを一度に選択できるようになる。たとえばブラウザから共有メニューを選択した際、メールとTwitterとFacebookの3箇所に同時にURLを送るといった操作が可能になる。なお有料のPro版では、共有する際のSNSアカウントを個別に指定できたり、複数のアプリでシェアする際の組み合わせをあらかじめ登録できる機能も備える。共有メニューを使った情報のシェアを効率化したい場合に重宝するアプリだ。
>>Andmade Shareのダウンロードページ
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