スーパーソフトウエア東京オフィスは5月15日、スマートフォンで特撮動画が撮れるアプリ「特撮動画カメラ」と、同じくワイドショー風の加工動画が撮れるアプリ「スクープカメラ」を公開した。価格はいずれも無料。「漫画カメラ」の発想のもとになった画像加工技術を活用したという。
特撮動画カメラでは、背景動画を選んでカメラをかざすと、リアルタイムにプレビューが見られる。そのまま動画撮影を開始すると、恐竜やゴリラが暴れたり、隕石が落ちてくるなどの特撮動画を撮影できる。なお、カメラの詳細設定で「感度」「滑らかさ」「境界線」などを細かく設定できるため、天候や場所などに応じて適切に加工できるという。
一方、スクープカメラでは、顔を映すと目の位置が検知され、自動的に黒い帯状の目線が入る。「犯人の素顔」「事件の真相」などのフレームがあり、動画撮影中は声もリアルタイムに変換される。
この2つのアプリの技術面について同社は、これまでのようにエフェクトやコンテンツを重ね合わせるものとは異なる手法を使っていると説明する。具体的には、ユーザーに動画を撮影させつつリアルタイムにプレビュー処理をし、作成されたコンテンツの中に既存コンテンツを合成する技術を使っているという。
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