電動バイクを製造・販売するテラモーターズは5月15日、第三者割当増資を実施して約10億円の資金を調達したと発表した。
割当先は、みずほキャピタル、新生銀行、SMBCベンチャーキャピタル、藍澤證券、Fenox Venture Capital、KISCOなど。今回の資金調達によって、ベトナムやフィリピンにおける開発・生産体制を強化していくとしている。
ベトナムの現地法人では、7月に発売される電動バイク「A4000i」をはじめとした生産体制を強化。アジア開発銀行が推進している3輪タクシー10万台電動化プロジェクトに参加しているフィリピンの現地法人では、電動3輪車の開発・生産体制を強化するという。
同社は今回の資金調達について、2015年末までに世界販売台数10万台の達成と「日本発のメガベンチャーの創造」というビジョンの実現に向けて邁進したいとしている。
なお、同社が7月に世界各国で発売する予定の電動バイク「A4000i」は世界初となるスマートフォンとの連携機能を装備しているのが特長で、11月にはミラノモーターショーへの出展を予定しているとのこと。
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