ソフトバンク、番号やアドレスを5年間保管できるサービス--海外赴任や留学で活用

井指啓吾 (編集部)2014年05月12日 18時40分

 ソフトバンクモバイルは5月12日、電話番号やメールアドレスを最長5年間保管できる「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」を5月15日から提供すると発表した。価格は月額390円(別途ユニバーサルサービス料)で、申し込み時に事務手数料として2000円がかかる(いずれも税別)。海外赴任や留学などの理由で一定期間、端末を利用しない人の利便性向上のためとしている。

 従来は、ユーザーが海外滞在期間中にソフトバンクの携帯電話を利用できない場合、渡航前に一度解約して帰国後に再度契約しなければならず、渡航前と異なる電話番号やメールアドレスを利用することになっていた。それが今回のサービスにより、海外滞在期間中に携帯電話を契約したままでも、通話や通信サービスの月額基本使用料を支払うことなく、帰国後も以前と同じ電話番号やメールアドレスを利用できるようになる。

 対象端末はiPhone、iPad、SoftBank スマートフォン、SoftBank 3G携帯電話、みまもりケータイ。メールアドレスは「@softbank.ne.jp」「@i.softbank.jp」に加え「*.vodafone.ne.jp(*=d/h/t/c/r/k/n/s/qのいずれか)」にも対応する。なお、保管期間中は通話や通信サービスは利用できず、その他の各種サービスは解除となる。また、5年間の保管期限経過後は自動解約となる。申し込みはソフトバンクショップで受け付ける。

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