ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は、5月8日に開催された2014年3月期通期の決算会見で、当面スマートフォンなどの新機種発表会を開催しない意向であることを明らかにした。なお、KDDIは5月8日、NTTドコモは5月14日に夏モデルの新機種発表会を開催する予定だ。
新機種発表会を見送った理由について孫氏は、「携帯端末を20~30機種もそろえて出す時代には、年に2~3回発表会をする必要性があったと思うが、今日はiPhoneと数機種のAndroid端末という状況だ。それにスマホ以外の端末は基本的に技術の進化がほとんどなくなった。過去に発表されている従来型の折りたたみの機種を焼き増ししているにすぎない。それを発表会という形で仰々しくやる意味がどれだけあるのか」とコメント。
端末のラインアップを充実させる時代は終わったと説明し、ソフトバンクでは今後、個々に製品やサービスを発表していく意向であると語った。「仰々しい発表会は、数年間または10年間かもしれないが、状況が変わるまでは見合わせる」(孫氏)。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方