サムスンの最新主力端末「GALAXY S5」が批判を浴びていることを受け、同社のモバイルデザイン部門を統括していたChang Dong-hoon氏が辞任した。後任はモバイルデザイン担当バイスプレジデントを務めるLee Min-hyouk氏。
サムスンは米CNET宛ての声明で、「今回の再編によって、エグゼクティブバイスプレジデントのDong-Hoon Changは、当社のコーポレートデザインセンターであるDesign Strategy Teamの統括者としての役割に専念することができる。Design Strategy TeamはMobile Communicationsを含むサムスン電子の事業全体にわたる長期的なデザイン戦略を担当する」と述べた。
42歳と同社で最も若い上級幹部の1人であるLee氏は、サムスンが1990年代にRenaultとともに立ち上げた合弁事業の自動車デザイナーとしてキャリアをスタートさせた。サムスンの代表的な端末の開発においてLee氏が主要な役割を担っていることを考えると、この人事は、GALAXYのデザインに対する否定的な意見を反映したものではないようである。
Lee氏の発言が大きく報じられたのは2年前、サムスンがAppleの製品を「そっくりそのまま模倣」しているとAppleが訴え始めたときのことである。同氏は当時Reutersに対し、「私は(GALAXY用に)何千ものスケッチと何百ものプロトタイプ製品を作成した」と述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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