Mozillaが、カスタマイズ機能とデバイス間同期に重点を置いた「Firefox」インターネットブラウザの最新バージョンを公開した。
MozillaのFirefox担当バイスプレジデントであるJonathan Nightingale氏によると、既にダウンロード公開されている「Firefox 29」は新しい「Australis」ユーザーインターフェースを採用しており、10年近く前に初めて公開された同ブラウザにとって「ここ最近で最も大規模なアップデート」だという。
デザインは以前よりも「Google Chrome」に近くなっている。ブラウザタブのデザイン刷新により、使用中でないタブは背景色になじむように表示されるようになり、ユーザーは使用中のタブに集中しやすくなった(一方で使用中でないタブが見にくくなるという欠点もある)。右上に設置された新しいFirefoxメニューからは、新しいウィンドウや印刷、履歴、検索といった最もよく使われる機能のすべてにアクセスできる。同メニューには「カスタマイズ」ツールが含まれており、ユーザーはあらゆる機能やブラウザアドオンを追加および移動できるほか、1回のクリックでブックマークを作成することも可能だ。ただし、Firefoxは独立した検索バーは保持している。
Firefoxアカウントによって実現される「Firefox Sync」サービスを利用すると、ユーザーはさまざまなデバイスで同じブラウザの設定を維持し、閲覧履歴や保存したパスワード、ブックマーク、開かれているタブ、フォームデータを複数のPCおよび「Android」端末間で共有することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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