Acerは米国時間4月29日、ニューヨークで報道陣向けイベントを開催し、米国において8月下旬から始まる2014年の新学期準備シーズンに向けた一連の新しいコンピュータを発表した。
同社が発表したシステムは以下のとおり。
「Switch 10」
この10インチハイブリッドPCは、画面が取り外し可能である。Acerは、同PCが4つの異なるポジションで利用可能だと主張しているが、それは控えめな主張である。画面は、クラムシェル型としての前向き、キオスクモードとしての逆向きに加えて、テントモードで上下逆向き、そしてスレートスタイルモードに対応可能だからだ。Switch 10について、優れたアイデアだと思われるものの1つは磁気接続で、これによって画面とキーボードが簡単に接続できるようになっている。
「Iconia One 7」
7インチの同「Android」タブレットは10色展開で、Intel製のデュアルコアプロセッサが搭載されている。
「Iconia Tab 7」
アルミニウム製筐体のAndroidタブレットで、こちらも7インチのIPSディスプレイが装備されているが、プロセッサはクアッドコアである。他の多数の小型タブレットと異なり、3Gアンテナを装備する。
オールインワンPC「Aspire U5」
23インチのIPS画面を搭載するこのオールインワンPCは、最近のテーブルトップPCの流れを汲み、折りたたんでタブレットモードで使用できる。キックスタンドの高さは片手で調整可能である。
「Acer Aspire Eシリーズ」
Acerは、このメインストリーム製品ラインとして多数の選択肢を提供している。CPUをIntel製にするかAMD製にするか、タッチスクリーンにするかしないかに加えて、カバー背面から内部のキーボードトレイにいたるまでで複数の色が選択可能である。Aspire Eは、15、14、11インチのバージョンが提供される予定。11インチのバージョンはファンレスであるため、高温になることなく静かに動作するはずである。
「Acer Chromebook(Intel Core i3)」
高性能システムになるであろうこの大胆なChromebookには、Intel Core i3 CPUが搭載されている。「Chrome OS」システムに搭載されるCPUとしては、興味深い選択である。
またAcerは、将来の製品もいくつか披露した。「Acer Liquid Jade」は、全面が曲面状になった5インチスマートフォンのようである。「Acer Liquid Leap」は、幅17mmの小さなウェアラブルバンドだ。同製品は、スマートフォンJadeにバンドルされると思われ、発売が2014年8月に予定されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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