ソフトバンクテレコムとGEソフトウェアは4月22日、企業向けIoT(Internet of Things)、M2M(Machine to Machine)といったインダストリアルインターネット分野で提携したことを発表した。予測分析ソフトウェアと通信機器をベースに、M2M技術を組み合わせたプラットフォームを共同開発するという。
今回の提携では、ソフトバンクテレコムのグローバルネットワーク、モバイル、M2M技術と、GEのソフトウェアを組み合わせ、M2Mセンサーネットワークから収集したデータを分析することで、産業機械や工業製品などの資産管理の最適化、事業のコスト削減や業務効率化といった、企業向けM2Mソリューションを推進。自動車業界、建設業界、農業などさまざまな産業分野への展開を目指すという。
発表の中で、GEソフトウェア チーフマーケティングオフィサーのジョン・マギー氏は、「『インダストリアル・インターネット』により、さまざまな業種でビジネスを変革していくというビジョンを両社は共有している。世界を代表する私たち2社のコラボレーションを通じて、より結びついた『世界』が実現できるだろう」とコメント。
また、ソフトバンクテレコム 取締役専務執行役員の今井康之氏は「セキュアなネットワークとモバイル技術をコアに、IoT、M2Mのソリューションによって全ての人とモノがつながる社会を実現し、そこから生まれる価値を徹底的に追求する」と語っている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」