ソニー、ワイヤレスサーバの「おでかけ転送」他社製レコーダーからも利用可能に

  • 「WG-C20」

 ソニーは4月22日、ポータブルワイヤレスサーバ「WG-C20」の「おでかけ転送」に、対応機種を追加したと発表した。他社製BDレコーダーなどからも番組持ち出しが可能になる。

 WG-C20は、スマートフォンやデジタルカメラ内のコンテンツをワイヤレスで転送、閲覧できるポータブルワイヤレスサーバ。次世代コンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応したmicroSDカードスロットを搭載している。

 そのため、ワイヤレスサーバ内のSeeQVault SDカードに転送した録画番組などは、対応するスマートフォンやタブレットでワイヤレス再生ができる。

  • 「SeeQVault」対応のmicroSDHCカードとワイヤレスサーバ

 従来、録画番組の転送元はソニー・コンピュータエンタテインメントの「nasne」とソニーのBDレコーダー(2013年秋モデル)に限られていた。しかし今回の対応機器追加により、スカパー!プレミアムサービスに対応した録画機能付きチューナ「TZ-WR500P」(6月上旬対応予定)と、他社製BDレコーダー、HDD内蔵テレビ(4月22日対応開始)からも利用できるようになった。

 なお、他社製BDレコーダー、HDD内蔵テレビからは、新開発のPCソフト「SeeQVault Media Converter」が必要になり、同日からウェブサイト内で公開されている。

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