Nikeは早ければ2014年秋にも、さらにスリム化したFuelBandの新たなバージョンをリリースすることを計画していたが、このプロジェクトは中止された。Digital Sport指揮下にあり、かつ、将来に向けた物理的な製品のプロジェクトは、すべて延期となったようだとこの件に詳しい人物は付け加えた。
ただし、Nikeは、第2世代「FuelBand SE」の販売が現在のところ中止される予定にないことを認めている。Strong氏は、「Nike+ FuelBand SEは、当社ビジネスにおける重要部分であることに変わりはない。『Nike+ FuelBand App』の改良や新しい『METALUXE』カラーの立ち上げを継続し、Nike+ FuelBand SEの販売およびサポートを当面続ける予定だ」と補足コメントで述べた。
実際に解雇の情報は、テクノロジ業界を中心とした匿名のソーシャルネットワーク「Secret」に投稿されており、それは1週間前まで遡る。その投稿には「Nikeの無能な幹部が、FuelBandや他のNike+製品を開発したエンジニアチームの大半を解雇する予定だ。それは主に、幹部らが重大な過失を犯し、多額の資金を無駄にし、彼らがしていることを知らなかったためだ」と書かれていた。
米CNETが4月10日に報じたように、Nikeは、2013年11月の第2世代FuelBand SEトラッカーリリース後のこの数カ月間、ウェアラブルハードウェア市場から撤退について真剣に議論してきた。シューズメーカーのNikeは、テクノロジを断念したわけではない。むしろ、同社はハードウェアから撤退し、自社の注力先をフィットネスおよびスポーツソフトウェアのみに向けようとしており、それは、同社に長期的な収益を依然もたらす可能性のある戦略変更だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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