ICANN公認レジストラのインターリンクは4月11日、“萌え”を意味する新gTLD「.moe」のプロモーション企画「.moe ファウンダーズプログラム」を開始した。.moeを使ってウェブサイトを運用したい人を募り、審査の上、「希望文字列(ローマ字、日本語).moe」を1年間無料で提供する。応募受付は6月14日までで、複数の応募者を順次採用する。
14日正午時点で審査を通過したウェブサイトの有無は不明だが、インターリンクが提案したドメイン名「アキバ.moe」の応募については「まだ申請されていない」(同社広報)としている。
ファウンダーズプログラムの主な応募条件は「完成したウェブサイトをSNSを活用して拡散し、.moeの認知を拡大できること」。審査に通っても、ウェブサイトを公開しなかったり、応募時に提案した内容と異なったりする場合、また「SNSでの情報拡散に積極的ではない」と判断された場合には、提供された.moeドメインの使用権が取り消される。
ウェブサイトは新規、既存問わず応募可能で、審査通過後、準備が整い次第公開できる。完成したウェブサイトは、同社のプレスリリースやTwitterアカウントなどで紹介される予定だ。
契約料金が発生する2年目以降の継続可否は、応募者、もしくは前述の判断基準をもとにインターリンクが決定する。価格は継続承認時に個別に案内される。なお、アキバ.moeなどの汎用的な文字列や短い文字列を指定した場合には、「プレミアムドメイン」として通常よりも高額な価格設定となる。
インターリンクでは5月6日まで、.moeのロゴデザインも募集している。作品は「.moe」4文字のみ、もしくはロゴマークと組み合わせたものを受け付ける。
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