サムスンの最新主力端末「Galaxy S5」は簡単には修理できないことが、iFixitによる新たな分解調査で明らかになった。
ハイテク製品を定期的に分解するとともに、ユーザーが自分でデバイスを修理する際に役立つ製品の販売を手がけるiFixitは、Galaxy S5の修理しやすさを10段階評価で5とした。同端末は、バッテリについて「取り外しや交換が非常に簡単」であるとして高く評価された一方で、それ以外のものを修理しようとするとディスプレイを取り外さなければならず、実質的に「修理の過程で他の部分を破損する恐れがある」として低い評価を受けた。
サムスンは2014年に入ってGalaxy S5を発表した。同端末は、Qualcomm製「Snapdragon」クアッドコアプロセッサと、「Android 4.4.2」(開発コード名:「KitKat」)を搭載する。5.1インチのHDディスプレイと16メガピクセルの背面カメラも備える同端末の価格は、2年契約付きで200ドルである。Galaxy S5に競合する現行の「Android」搭載製品としては、HTCの「One M8」やソニーの「Xperia Z2」がある。
iFixitは、Galaxy S5の修理しやすさの評価に加えて、その内部も調査した。同端末の2GバイトのオンボードRAMがエルピーダ製であるのに対し、16Gバイトのストレージはサムスン自体のものであったという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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