強豪がひしめくスマートフォン市場で苦戦を続けているHTCは、2014年第1四半期の決算を発表した。同決算では損失が予想を上回った。
HTCは、主力のスマートフォン製品群が高い評価を受けているにもかかわらず、約6200万ドルの純損失を計上した。なお、前年同期は、8500万台湾ドル(約282万ドル)の純利益を計上していた。
アナリストらは5200万ドルの損失を予想していた。
同社によると1-3月期の売上高は10億900万ドルだったという。これは前年同期比22%減に相当する。
HTCは、Appleとサムスンに次いで3位のシェアを獲得していたこともあるが、現在では世界のスマートフォン市場におけるシェアは2%となっており、2011年の11%超から低下している。
HTCは3月、同社の主力携帯「HTC One」を改良した「HTC One M8」を発表した。同社はこの製品によって顧客の心をAppleやサムスンから引き離したいと願っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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