Nokiaは米国時間4月2日、サンフランシスコで開催されているMicrosoftの開発者向けカンファレンス「Build 2014」で、「Windows Phone 8.1」を搭載する3つの新製品を発表した。さらにそのうちの1つである「Lumia 635」については、AT&T、T-Mobile USA、MetroPCSの3社が米国の通信事業者としていち早く取り扱いの意向を明らかにしている。
正確な出荷日はまだ明らかにされていないが、通信事業者3社は2014年夏の間にLumia 635を発売すると明言している。Nokiaでは、Lumia 635の価格について、通信事業者との契約なしで189ドルだとしているが、各通信事業者は今後、独自の価格体系と出荷日を発表するものとみられる。
Lumia 635は、同時発表された新製品の「Lumia 630」および「Lumia 930」とともに、Microsoftが2日に発表した最新OSのWindows Phone 8.1を出荷時点で搭載する初の製品となる。このうち、Lumia 635と630はNokiaの中では比較的低価格帯に位置する製品だ。
Lumia 635は5色が用意され、4.5インチディスプレイを搭載し、4G LTEに対応する。また、最新版OSのWindows Phone 8.1には、Microsoftの新たなバーチャルアシスタント「Cortana」が搭載される。これは、Appleの「Siri」および「Google Now」のライバルとなる機能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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