2013年はHuawei(ファーウェイ)にとって素晴らしい1年だったようだ。中国の携帯電話会社である同社は、海外展開において障害に直面したものの、2013年に記録的な売上高と大きな伸びを見せた利益を背景に、世界第3位の携帯電話メーカーに躍り出た。
Huaweiが明らかにした2013年の業績報告によると、売上高は2390億元(385億ドル)と前年比8.5%増となり、純利益は前年比で約3割増となり210億元となり、過去3年で最高を記録したという。
コンシューマー市場での売上高は17.8%増となった一方、法人市場での売上高は32.4%増となった。また、売上高の約3割は中国国内からのものであり、4G LTEの成長によるけん引もあり14.2%の増加となっている。
Huaweiの売上高の大半は海外からのものであるが、深センに拠点を置く同社と中国政府との結びつきについて、米国や英国、オーストラリアの政府が憂慮を示していることから、これらの国々での伸びは鈍化している。その一方で先週、中国政府はEdward Snowden氏の告発によって明らかになったHuaweiに対する米国のスパイ行為について非難している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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