米連邦通信委員会(FCC)は近頃、次から次へと実施される数十億ドル規模の企業合併の審査から、ネット中立性規則を改定する試みまで、さまざまな仕事を抱えている。
こうした話題よりも今回のニュースの方が、すべての人をつなげることは言うまでもなく、すべての人を幸せにする可能性が高い。
FCCは米国時間3月31日、次世代Wi-Fiネットワークやそのほかの「無免許での利用」のために、5GHz帯で利用可能な周波数帯を拡大すると発表した。これは革新に向けて開かれた周波数帯だと言えるだろう。
米国のエンドユーザーにとって、このことは、インターネット接続機能を備えた自分のデバイスで10Gbps以上の速度を享受できることを意味する。
今回の発表は特に注目すべきものだ。なぜなら、Unlicensed National Information Infrastructure(U-NII)デバイスによって提供されるこの周波数帯について、屋内での使用に限定すると定めた従来の規則を覆すものだからだ。
これらのデバイスはWi-Fiホットスポットや家庭用無線LANを含むさまざまな用途をサポートして、無線インターネットサービスプロバイダー(ISP)が提供する地方向けインターネットブロードバンドサービスにスマートフォンやタブレット、ノートPCを接続し、商用セルラー無線ネットワークのトラフィックを軽減する。
今回の発表により、空港やコンベンションセンターから公共の公園に至るまで、頻繁に多くの人が集まる屋内外の場所で、改善された通信速度と拡大した周波数帯を役立てられるようになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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