「HTC One」(2013年発売)の後継機種は米国時間3月25日に正式発表される予定だが、あるベンチマークサイトは、その後継機種がスマートフォンの世界の新しい王者だと早くも宣言している。
Rightwareは同社の総合的なベンチマーク評価と、ゲーミングに焦点を合わせたベンチマークにおいて、HTCの次期主力「Android」スマートフォン(うわさでは、「HTC One M8」という名称になるという)が最高の成績を出したと発表した。Rightwareは、誰もが自分のデバイスにダウンロードして同社のデータプールにデータを提供できる一連の無料アプリから、ベンチマークデータを収集している。
Rightwareによるベンチマークの手順は必ずしも明白ではない。HTC One M8がまだ発売されていないことに加えて、Rightwareのデータが基本的にクラウドソーシングで収集されているように思えることを考慮すると、結果にはあらゆる変数が混入しているはずだ。とはいえ、このニュースによって、25日のHTC One M8の発表がより楽しみになった。
特に興味深いのは、総合的な評価で、HTC One M8が「Galaxy S5」に大きな順位の差を付けていることだ。Rightwareによれば、上位10位に入ったスマートフォンの中で最新の「Snapdragon 801」チップを搭載しているのはHTC One M8とGalaxy S5だけであるにもかかわらず、だ。Rightwareのベンチマークを見ると、Galaxy S5のクロック周波数は2.5GHz、HTC One M8は2.3GHzとなっている。
ウェブアクセスに関して言えば、RightwareのベンチマークにおけるHTC One M8の順位は若干低めで、「iPhone 5s」とGalaxy S5、さらに「Nexus 5」の後塵を拝している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力