WhatsApp、Facebook傘下でもプライバシー尊重--CEOがアピール

Jennifer Van Grove (CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年03月18日 14時16分

 WhatsAppの最高経営責任者(CEO)のJan Koum氏は米国時間3月17日、間もなくFacebook傘下に置かれる同氏のメッセージアプリについて、Facebookの支配に屈することはないとブログ投稿で改めて表明した。Koum氏はこのメモを公開したことで、WhatsAppにおけるユーザーのプライバシーに対する取り組みが手薄になるのでは、という懸念の軽減に努めた。

 Koum氏は「ユーザーのプライバシーを尊重する姿勢はわれわれのDNAに組み込まれており、WhatsAppはユーザーに関する情報を可能な限り把握しないという目標に沿って構築されたものだ。つまり、ユーザーはわれわれに氏名を伝える必要はないし、われわれからユーザーの電子メールアドレスを尋ねることもない」と述べた。同氏は、買収手続きの完了時にFacebookの取締役会に加わる予定だ。「われわれにはユーザーの生年月日、自宅住所、勤務先も分からない。ユーザーがクリックした「Like」(いいね!)やインターネット上で何を検索したかを知ることもなければ、GPSの位置情報を収集することもない。WhatsAppがこれまでにそうしたデータを収集したり、保管したりしたことは一切ないし、本当のところ、われわれがWhatsAppを変更する計画はない」(Koum氏)


WhatsAppのCEO、Jan Koum氏
提供:LLUIS GENE/AFP/Getty Images

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]