ある程度、英語でコミュニケーションが取れるようになると、通じない発音があったり、相手の発音の違いが聞き取れなかったりして、ストレスを感じるようになる。しかしながら、いくら練習を続けても、間違った方法では正しい発音は身につかない。そこで正しい発音の方法を身につけた途端、ハリウッドのオーディションに受かるようになったという、ケン・ケンセイ氏のメソッドがお勧めだ。
ケンセイ氏は、日本やアメリカで剣道の指導者として活躍しながら、何本ものハリウッド映画に出演している俳優でもある。当初は英語の発音が原因で、オーディションにまったく受からなかったそうだ。しかし、正しい発音ができるようになってから、役をもらえるようになった。いかに「発音」が重要であるかが分かるエピソードだ。ケンセイ氏の練習方法で最も特徴的なのは、次の2点。
これはやってみると分かるのだが、日本人が反復練習しやすい順番なのだ。ネイティブではない人が、ネイティブのように発音できるようになるには、それなりの継続的な努力が必要だが、継続しやすい練習方法が強い味方となってくれる。1つ1つの発音に対する説明も、非常に丁寧なので、よく読んでほしい。付属のCDを使って毎日練習すれば、きれいな発音も夢ではない。
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