インクリメントPは3月5日、海外の都市をAR機能で案内する、iPhone向けAR徒歩ナビアプリ「MapFan AR Global」をApp Storeで公開したと発表した。価格は200円で、3月25日までは無料で提供する。
MapFan AR Globalは、iPhoneのカメラを通して実際の風景の上に徒歩ルートを投影し、地図を見なくても目的地までのルートが直感的に確認できるアプリだ。同様の機能を持つ国内向けの「MapFan eye」があるが、MapFan AR Globalは主に英語圏の都市で利用できる姉妹アプリだ。日本国内は動作保証範囲外となる。
メニューなどのユーザーインターフェースは英語で、今回はグローバルの展開を見据えたもの。オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、日本の各App Storeにて公開している。現地の人々や、日本人が海外旅行や出張などで使うことを想定したアプリだ。
MapFan eyeのユーザーから「海外でも使いたい!」という声が多くあったことから開発するに至ったという。
使い方は、アプリを起動して目的地を設定し、現在地からのルートを検索すると、iPhoneのカメラを通して実際の風景の上に徒歩ルートが投影される。進む方向や曲がり角が直感的に分かるので、地図や街中の文字が読めない場所での移動も便利だ。なお、地図はアップル標準の「マップ」データを使用しているという。MapFan AR Globalをインストールしておけば、マップ上からMapFan AR Globalを呼び出すことも可能だ。
なお、外部のアプリやウェブサイトからMapFan AR Globalを呼び出すための外部連携仕様も無料で公開している。ユーザーを目的地まで誘導するための手段として活用できるとしている。
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