ヤフーは、検索連動型広告「スポンサードサーチ」に偽サイトへの誘導リンクを掲載していたことについて、続報と対策を発表した。同社は2月11~19日まで、京都銀行の偽サイトへの誘導リンクを検索結果ページに表示していた可能性があると発表していた。悪用者と思われるアカウントは、2月18日に京都銀行からの依頼により停止している。
ヤフーによれば、悪用者と同一と思われるアカウントを調査したところ、新たに名古屋銀行とWebMoney(ウェブマネー)の偽サイトへの誘導行為も見つかったという。掲載期間は、名古屋銀行が2月11~14日まで、WebMoneyが2月14~21日まで。こちらもすでに停止措置を取るとともに、捜査機関へ情報を提供している。
これと並行して、類似の事案がないかも調査したが、現時点では同様の手口による悪用は確認されていないとしている。今後は、すでに実施していた対策に加えて、新たな審査やパトロールの厳格化を進めていくとしている。
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