ANAは2月26日、有料の機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fiサービス」を3月1日に開始すると発表した。
対象となるのは、大型機「ボーイング777-300ER」と中型機「ボーイング767-300ER」で運航するANA国際線機内。3月1日時点での対象機材は、777-300ER型機が2機、767-300ER型機が1機という。
これにより、欧米線やアジア線の一部路線の上空で、ユーザーが所有する無線LAN対応のスマートフォンやタブレットでメールやFacebook、Twitter、LINEなどが利用できるようになる。
なお、ANA Wi-Fiサービスは、スマートフォンやタブレット端末におけるインターネット閲覧やメールの送受信、ソーシャルメディアの利用を前提としたもので、ノートPCでの利用や、動画ダウンロードには適していないという。
料金は、利用するデータ容量によって異なる。5Mバイトプランが6ドル、10Mバイトプランが12ドル、20Mバイトプランが24ドル。支払いはクレジットカードのみとなる。SITAとエアバスの共同事業により2005年に設立されたオンエア(OnAir)の機内Wi-Fiサービス「インターネットオンエア」を利用したサービスだ。
ANAは、2014年度末までに、777-300ER型機19機、および767-300ER型機9機(202席仕様)の合計28機の改修を行うとしている。
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