グーグルは2月20日、地図サービス「Google マップ」のPC版のデザインを刷新したことを発表した。米国で2013年5月に発表されたもので、日本でも一部のユーザーに提供していたが、今後数週間にかけてすべてのユーザーに適用する。
Google マップ プログラムマネージャーの村上陽祐氏によれば、2005年に公開したPC版のGoogle マップは、現在145ドメイン、69カ国語に対応し、月間アクティブユーザー数は10億人におよぶという。また、モバイル版のGoogle マップは118カ国に展開し、月間アクティブユーザー数は3億人におよぶそうだ。
新デザインのGoogle マップは、地図を全画面表示にすることで、それぞれのユーザーが求める情報を確認しやすくした。左上の検索ウインドウにキーワードを入力して、飲食店を調べたり経路検索ができるほか、「おみせフォト」や「ストリートビュー」で店内や街の様子を事前に把握できる。
また、これまでソフトをダウンロードしたり、ブラウザのプラグインをインストールする必要があった「Google Earth」を標準搭載。ブラウザ上ですぐに3D地図が見られるようになった。
新しいGoogle マップを利用するには、Windows XP以降(Firefox除く)、またはMac OSX以降を搭載したPCで、Google Chrome、Firefox、Safari 6以上、Internet Explorer 10以上のブラウザからアクセスする。なお、3Dマップを利用するにはWindows Vista以降、またはMac OS 10.8.3以降のPCで、Google ChromeまたはFirefoxの最新バージョンからアクセスする必要がある。
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