楽天は、同社の研究開発拠点である楽天技術研究所をフランスのパリに開設したことを発表した。2005年の東京、2010年の米国・ニューヨークに次ぐ、3つ目の拠点となる。楽天ヨーロッパCOOのピエール・コシュースコ・モリゼ氏と楽天代表取締役会長 兼 社長の三木谷浩史氏が、同研究所の欧州展開を統括するとしている。
楽天技術研究所は、Eコマースにおけるデータ分析や言語対応、レコメンデーションシステム、画像処理、ユーザーインターフェース、O2O(Online to Offline)などに関する研究を進める機関。現在、東京拠点には40人、ニューヨーク拠点には10人の研究者が在籍している。
新たに開設したパリ拠点には5人の研究者が着任するほか、すでにパリ市内で研究活動に従事している楽天のビッグデータグループが同拠点に加わる予定で、2014年中には20人規模となる。またパリ拠点は、楽天が2010年に連結子会社化したフランスの大手EC事業者PriceMinisterのオフィスに隣接するビルに入居するという。
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