サムスンが新製品「GALAXY S5」を来週発表する予定であることを受け、SamMobileが同端末の説明記事と題して、同スマートフォンにロック解除用の指紋センサが搭載されることを「確認した」と報じている。
SamMobileによると、まもなく発表予定の同端末に詳しい情報筋らは、この指紋センサについて、指をまっすぐにした状態で指先を中程度の速度で垂直方向にスワイプすることによって機能すると述べているという。
サムスンはGALAXY S5の画面全体を1つの大きな指紋センサとして使うつもりだというこれまでのうわさとは異なり、SamMobileは、センサがAppleの「iPhone 5s」と同様にスマートフォンのホームボタンに組み込まれると報じている。
SamMobileによると、指紋センサは端末のロック解除以外にも使用でき、ユーザーは7種類の異なる指紋を登録して、それぞれをさまざまなタスクやアプリショートカットに割り当てることができるようになるはずだという。GALAXY S5では、PINコードといった他のセキュリティ手段も利用できるようである。
指紋センサは、スマートフォンにおける新しい流行になっているようだ。Appleの最新「iPhone」に指紋読み取り技術が搭載されているだけでなく、HTCの「One Max」にも同機能が搭載されている。
GALAXY S5に指紋センサが搭載されるといううわさが最初に浮上したのは2014年1月のことである。同じ頃にはサムスンのある幹部が、虹彩認証セキュリティ技術を同社が検討していることにも言及していた。ただし、その技術はGALAXY S5には搭載されないと現時点では考えられている。
サムスンは同社の新スマートフォンであるGALAXY S5を、バルセロナで現地時間2月24日に開催されるMobile World Congressで発表するとされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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