ソニーは2月18日、Windows 8.1とAdobe Photoshop Elements 12を標準搭載したノートPC、VAIO Fit 13A/14A/15Aを発表した。3月8日に発売する。
いずれも従来のノートPCと同様にフルピッチキーボードを採用し、書類作成や動画の編集など、生産性の高い作業を快適に行えるのが特徴。
ノートPCとして使用するキーボードモードに加えて、液晶画面を裏返すと、映像コンテンツの視聴に適した形状を実現するビューモードや、タッチ操作を快適に行えるタブレットモードへ形状を変えられる。使用シーンに合わせて最適なスタイルで楽しめるのも特徴の1つだ。
Adobe Photoshop Elements 12の搭載により、お気に入りの写真の本格的な加工や編集が楽しめるほか、VAIOのデジタイザースタイラスを使えば、紙にペンで書くような自然な感覚で、より繊細な編集操作が行える。さまざまな画像の取り込みや、資料の効率的な編集に適したVAIO独自の共通アプリケーション群「VAIO Inspiration Suite」とあわせて、よりクリエイティブで生産的な編集作業が行える。
市場想定価格は、13型ワイド液晶を搭載した「VAIO Fit 13A」(SVF13N29EJS)が17万5000円前後。14型ワイド液晶を搭載した「VAIO Fit 14A」(SVF14N29EJS・P)が14万5000円前後。15型ワイド液晶を搭載した「VAIO Fit 15A」シリーズで、インテルCore i7-4500U(1.80GHz)を搭載した「SVF15N28EJS・B・P」が19万5000円前後、インテルCore i3-4005U(1.70GHz)を搭載した「SVF15N27EJS・B・P」が17万円前後。
ほか、VAIO OWNER MADEモデルとして、よりハイスペックなCPUやメモリの追加が行えるモデルも用意される。
なお、今回のVAIOはソニーとして出す最後のモデルとなる。ソニーは2月にPC事業を投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)が設立する新会社へ事業譲渡することを発表し、2014年春モデルを最後として事業を収束する予定としている。春以降、VAIOブランドのPCについてはJIPが設立する新会社が手がけていくとしている。
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