ヤフーは2月12日、通販サイト「Yahoo!ショッピング」において、個人の出店申し込みの一般受付を開始したことを発表した。同社では個人出店者に新品のみならず中古品やハンドメイド作品などを広く販売してもらうことで、売り場全体の魅力を向上させていきたい考えだ。
ヤフーは中古品の売買の場として、すでにオークションサイト「ヤフオク!」を提供しているが、ヤフー 執行役員 ショッピングカンパニー長の小澤隆生氏は、Yahoo!ショッピングの個人店舗を、オークションには出品しづらい低価格な商品やレアではない商品を、消費者が気軽に売買できる“フリーマーケット”のような場にしていきたいと説明している。
出店希望者はYahoo!プレミアム会員に登録し、個人認証をするだけで自分の店舗を構えられるようになる。これにあわせて、スマートフォンからでもストアを構築できるツール「ストアクリエイター」を個人向けに公開した。
個人出店者と購入者との取引には、購入者が商品を受け取ってからストアに代金が入金される「Yahoo!ショッピングあんしん取引」を適用するため、安心かつスムーズに代金のやりとりができるとしている。また、ヤフオク!で培ったノウハウを活かして、パトロール体制も強化するとしている。
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