グロースハック向けのプラットフォーム「planBCD」を手掛けるKAIZEN platformが世界展開を強化する。米国カリフォルニア州に登記する同社だが、2月3日には日本のカントリーマネージャーに元グーグルの小川淳氏、プロダクト責任者に元グリーの瀧野論吾氏を迎えたと発表。これを期に、Co-founder&CEOの須藤憲司氏は米国に拠点を移し、事業の世界展開を本格化する。
同社が手掛けるplanBCDは、手軽にA/Bテスト繰り返すことができるグロースハック向けのプラットフォーム。2013年8月にサービスを開始したが、エンタープライズ版の提供社数は30社超、同11月に公開したオンライン版は、世界11カ国、400社に提供されている。
小川氏はグーグルで旅行やRetail、クラシファイドなどの営業部門の立ち上げと責任者を歴任、広告代理店部門などの営業責任者を務めた人物。また瀧野氏は、グリーおよびGREE Internationalにてドリランドをはじめとするゲームプロダクトのディレクターやスマートフォン向けゲーミングプラットフォームの立ち上げ、アドテクノロジーまで幅広く担当したという。
須藤氏によると、今後はサンフランシスコとニューヨークに拠点を起き、米国を中心にした事業展開を進める。また年内にもイギリス・ロンドンにも進出し、ヨーロッパ圏で事業を展開することも視野に入れているという。
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