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Bitcoin取引業者らを起訴--資金洗浄の疑い

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年01月28日 14時59分
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 Bitcoin分野で名の知れた2人の人物がマネーロンダリングの容疑で逮捕された。

 Bitcoinコミュニティで「BTCKing」として知られるBitcoin取引業者のRobert Faiella容疑者と、Bitcoin取引所「BitInstant」の最高経営責任者(CEO)であるCharlie Shrem容疑者の2人は米国時間1月27日、米連邦検事局、米麻薬取締局および米内国歳入庁(IRS)による合同取り締まりの一環として起訴された

 関係当局によると、2人は、先頃閉鎖された違法薬物取引サイト「Silk Road」での使用を目的に、100万ドル相当のBitcoinを販売する行為に関与したという。2人とも、「マネーロンダリングを共謀し、無免許で送金業務を行った」容疑が持たれている。さらにShrem容疑者は、疑わしい取引の報告を怠ったことが銀行秘密法(Bank Secrecy Act)に違反するとされている。

 当局が明らかにしたところによると、Shrem容疑者は26日、ニューヨークのケネディ国際空港で逮捕され、Faiella容疑者は27日、フロリダ州ケープコーラルの自宅で逮捕されたという。

 マンハッタン地区米連邦検察官のPreet Bharara氏は27日、声明で次のように述べた。「真の意味で革新的なビジネスモデルは、旧式の違法行為に走る必要はなく、また従来のあらゆる通貨と同様に、Bitcoinが資金浄化や犯罪行為を煽る目的で使用される場合、法執行機関としては権限を行使せざるを得ない。われわれは、新たな形態の通貨を不正目的に取り込もうとする者を積極的に追及するつもりだ」

 当局によると、2011年12月から2013年10月の間に、Faiella容疑者はSilk RoadでBitcoinの交換を担当していたという。同サイトでFaiella容疑者は、ユーザーから受け取った現金をShrem容疑者が経営する会社を通じて送金し、その見返りにBitcoinをそのユーザーに支払っていた。また、当局側は、Faiella容疑者がBitcoinを「高値で」販売した疑いがあるとしている。

 弱冠24歳のShrem容疑者は、Silk Roadでドラッグを購入するとともに、Faiella容疑者とともにBitcoinを交換するシステムを立ち上げたとされる。

 Faiella容疑者は、容疑の違法行為により、最長で懲役25年の判決を受ける可能性がある。一方のShrem容疑者は、懲役30年の可能性がある。

 Silk Roadとその協力者に対する捜査は現在も進行中だと、関係当局は明らかにした。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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