バンダイナムコゲームスの人気タイトル「アイドルマスター」を原作とした劇場版アニメ「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」が、1月25日より全国で公開された。
2005年にアーケードゲームとして登場し、多方面に展開されている「アイドルマスター」。今回の劇場版は、2011年7月よりTBSほかにて全26話が放送されたテレビアニメ「アイドルマスター」のその後を描いた内容で、新たに脚本を書き下ろした完全新作。監督の錦織敦史氏をはじめ、制作をA-1 Picturesが手がけるなど、テレビアニメ版の制作スタッフが劇場版も担当。キャスト陣もゲームやテレビアニメでおなじみの声優が声を担当している。
登場キャラクターのなかには、GREEで配信しているソーシャルゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ!」のアイドルより矢吹可奈、佐竹美奈子、横山奈緒、七尾百合子、北沢志保、望月杏奈、箱崎星梨花の7人がバックダンサーとして登場。ストーリーにも大きく関わっている。
公開初日となる1月25日には、各地で日付が変わる0時から上映を開始する最速上映が実施されたほか、新宿バルト9にて「765プロ presents 公開記念プレミア舞台挨拶 ~輝きの向こう側へ!~」と題した舞台あいさつを実施。天海春香役の中村繪里子さん、星井美希役の長谷川明子さん、如月千早役の今井麻美さん、高槻やよい役の仁後真耶子さん、萩原雪歩役の浅倉杏美さん、菊地真役の平田宏美さん、双海亜美・真美役の下田麻美さん、水瀬伊織役の釘宮理恵さん、三浦あずさ役のたかはし智秋さん、四条貴音役の原由実さん、我那覇響役の沼倉愛美さん、秋月律子役の若林直美さん、音無小鳥役の滝田樹里さん、アニメ版プロデューサー役の赤羽根健治さんという主演キャスト14名が勢ぞろい。さらに全国36会場にてこの模様がライブビューイングされるという大規模なものとなった。
この舞台あいさつに限ってサイリウムを振るのが許可されていたこともあってか、キャスト陣がファンである“プロデューサーさん”に向かってあいさつをすると、それぞれのイメージカラーのサイリウムが振られていた。その後の見どころを紹介する中では、2013年8月にパシフィコ横浜にて開催された8周年記念ライブツアー横浜公演にて、観客の歓声や手拍子を収録。それが使われていることにも触れられた。
舞台あいさつでは当初予定にはなかったが、アイドルマスターシリーズの総合プロデューサーを務めるバンダイナムコゲームスの坂上陽三氏もサプライズで登壇。本作については765プロのメンバーが先輩という立場で、バッグダンサーの後輩たちとともに奮闘し、難局を乗り切っていく絆と成長の物語と説明し「アイドルマスターというタイトルに沿った、アイドルの物語をストレートにしっかり描いています」と語った。
お手紙という形でメッセージを寄せた錦織監督は本作について、テレビシリーズの流れをくみつつ、ひとつの集大成として「これまでの765プロと、これからの765プロが描かれています」と説明。数ある見どころのひとつとして、新曲「M@STERPIECE」を丸々一曲使ったライブシーンを挙げ「アイドルたちの努力が昇華され、解放される瞬間を劇場のみんなと同じ時間で体験してください」とメッセージを送った。
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