「Pandora」「Spotify」「Rdio」などでは満足する音楽ストリーミングサービスが得られないというユーザーのために、新しい音楽サービスが米国で登場した。
米国時間1月21日に「iPhone」と「Android」を搭載する端末向けに提供開始された「Beats Music」アプリは、競合サービスとほぼ同様に機能する。オンラインラジオステーションとして動作し、ユーザーのお気に入りのアーティストやジャンルからの楽曲を提供する。
同サービスによると、2000万曲以上の楽曲が提供されているという。それらの楽曲をオンラインで再生するか、または端末にダウンロードしてオフラインで再生することができる。
しかし、Pandoraなどの類似サービスと異なる点は、Beats Musicが無料の広告表示バージョンを提供していないことである。サービスを利用するには月額9.99ドルを支払うしか手段はない。幸いにも、7日間の無料体験を利用して、サービスを試用することができる。
アプリをダウンロードしてアカウントを作成すると、Beats Musicはいくつかの簡単な質問を提示してくる。ここで、好きなジャンルや、好きなアーティスト3人を選択するよう求められる。サービスはその後、ユーザーの好みに基づいて楽曲のラインナップを構成する。
ユーザーは好きな楽曲や好きでない楽曲にタグを付けることができ、それによってサービスは、再生する楽曲を学習することができる。ユーザーは自分のライブラリやプレイリストに楽曲を追加することも可能だ。ある楽曲がアルバムに含まれている場合は、そのアルバムにアクセスしてその他の楽曲を聴くことができる。
同アプリの「iOS」版はiPhone向けに最適化されているが、「iPad」とも互換性がある。 Windows Phone Centralが引用したBeats Musicの最高経営責任者(CEO)を務めるIan Rogers氏のツイートによると、「Windows Phone」版は24日にリリース予定だという。「Windows Store」エディションもリリースされる予定であると、Beats Musicウェブサイトに記載されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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