ソニーは1月21日、オーバヘッドタイプのヘッドホンに4機種の新製品を発表した。Bluetoothによるワイヤレス再生とノイズキャンセリング機能を備えた「MDR-ZX750BN」(ZX750BN)などをそろえる。
発表されたのはBluetoothとノイズキャンセリング機能の両方を備えたZX750BN、オーバル型イヤーパッドを採用した「MDR-ZX750」(ZX750)、折りたたみ機構を備え携帯性を高めた「MDR-ZX110/310」(ZX110/310)の4機種。いずれも2月14日に発売する。
ZX750BNは、Bluetoothとノイズキャンセリングという2つの機能を1台に集約した高機能モデル。NFCに対応し、対応機器とのワンタッチ接続に対応するほか、オーディオコーデックはSBC、AAC、apt-Xを備え、最新鋭の機能を内蔵する。
口径40mmのダイナミック型ドライバを内蔵し、イヤーパッドには耳の形状に合わせたオーバル型のイヤーパッドを採用。独自の「ビートレスポンスコントロール」によって、重低音のリズムを正確に再現する。
重量は約230gで、充電池で駆動。Bluetoothとノイズキャンセリング機能をオンにした状態で、最大約13時間の使用が可能だ。1.5mのヘッドホンケーブルも同梱し、通常のヘッドホンとしても使用できる。店頭想定価格は1万5800円前後。
ZX750は、 ZX750BNからBluetoothとノイズキャンセリング機能を省いたシンプルなモデルだ。オーバル型のイヤーパッドを採用したほか、ハウジングの回転軸をより内側に向けた「インワードアクシスストラクチャー」により、装着安定性を大幅に向上しているという。重量は約205g。コードは1.2mの片出しタイプになる。価格は1万500円。
ZX110/310は、ハウジングをスイーベル状態にしなくても折りたたむことができる「クイック折りたたみ機構」を採用し、簡単かつ短時間で折りたためるヘッドホンだ。いずれも口径30mmのドライバユニットを搭載し、ZX110は迫力ある高音質、ZX310はバランスのとれた高音質を再現するとしている。
ZX110はブラック、ホワイト、ピンク、ZX310はブラック、ブルー、ホワイト、レッド、グレーのカラーバリエーションを用意。ZX310のみアルミ蒸着によるスピン目加工を採用したデザインに仕上げている。価格はZX110が2468円、ZX310が3675円になる。
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